角谷崇紘

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三重県内の指定校推薦入試で、早稲田大学理系への推薦枠ができたのが、ちょうど僕の受験の年からでした。中学生の時には、まだ将来のことがはっきりしていなかったので、好きな化学を勉強したいということが、応用化学科へ進学した一つの理由です。
また、母親が指定校推薦入試から大学に進学していたので、色々と話しをしてくれました。母が話をしてくれなければ、指定校推薦入試の存在さえ知らなかったと思います。
早稲田大学のHPを見て、基礎から幅広く勉強できるということもわかっていましたし、将来の選択肢も広いというところも進学を決めた理由の一つです。

 初めは慣れるのに時間がかかりました。一人暮らしを始めたので、炊事、洗濯など生活面で何かと大変でした。
大学のテストに関しては、友達と一緒に勉強できたので、何とかなりましたが、1年生の前期は、どれだけ単位を取ればよいのかわからず不安があり、54単位までしか取れないんですが、全部取りました。今は、どれくらいの単位を取ればいいかなどが分かってきたので、1年生の時は全然行けなかったサークルに行く余裕もできてきました。

 1年生のころですが、実験で朝の10時から夕方6時までかかってしまったりすることがありました。もちろんお昼休憩はありましたが、この時は、大変でした。
実験前にフローチャートを作って、実験の手順などシュミレーションしてからやるんですが、頭で考えたのと、実際に道具を使って実験するのとでは全然違います。思ったような反応が出なかったり、想定以上の反応だったりします。
実験には、グループごとにティーチングアシスタントが付いていろいろと教えてもらえるので、安心です。

 卓球のサークルに参加しています。今は、週に2,3回練習に参加できています。サークルでは文系の人とも知り合う機会になって、友達の幅も広がりました。サークルに参加していなかったら、文系の友達は、まずできなかったと思います。大学内は、広くて、文系、理系はキャンパスが違うので、知り合う機会がなかったと思います。その分、同じ科の人たちとは、一緒の時間が多いので、仲良くなれるということもあります。

 僕は、西武新宿線を使って通学しています。高田馬場駅を利用していますが、駅から大学までは、徒歩10分です。
急行や準急に乗ってくるので、それほど遠くないです。便利です。

 2年生になってアルバイトもするようになったので、時間的には、結構埋まっています。
大学で勉強して、サークル、アルバイトと、結構忙しいです。時々は、友達と外食することもあって、忙しいですが、楽しく過ごしています。

 3年生になって研究室に入ってから更に絞り込んでいこうと思っています。
今は、色々な先輩の話を聞いて参考にしています。
選択肢が広い分迷いも出ますが、今はまだ焦って将来のことを決めなければいけない時期ではないかと思っています。

 応用化学科は、ずっと同じメンバーで時間を過ごすので、すごく仲良くなります。
初めは、友達ができるか心配もありましたが、みんな、短い期間でどんどん仲良くなりました。 僕は、三重県から上京しましたが、友達作りについては、全く問題ないと思います。
(2013年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。