学部2年 山下勇気

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応用化学科を選んだきっかけは、高校のときから化学が一番好きだったからですね。ただ、純粋に化学の真理を追究することよりも、化学を使って将来役に立てていきたいなと思って、応用化学科に入りました。授業はかなり内容が濃いけど、普段の生活では自由な時間もあるし、自分なりのライフスタイルで過ごすことができますよ。それから、東京に出てきてみると、いろんな場所、地域の人が集まってきていて、そういう点では「あー来て良かったかな」って、「地元離れて出てきて良かったかな」って思いましたね。大学に入ってずっと気をつけているのは、視野を広くしようっていうことです。中学・高校とか、あと浪人していた1年間は、頭の中、受験のことばっかり。でも、大学入ってからは、もうそんなこと考えなくてもいいじゃないですか。だから、今まで以上にニュースとか新聞とか本からいろんな情報集めたりしてます。とにかく今は、たくさんのことを吸収しようっていつも心がけています。

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受験する学科を選ぶときに、バイオテクノロジーがニュースで話題になっていました。生物の方にも興味があつて、あー面白いな、これやりたいなって思って応用化学科に入つたんですよ。でも実際2 年間過ごしてみて、他にもいろいろ勉強しましたよね。色々な分野の授業から、知らなかったことを聞いたり、見たり、読んだりしていくうちに、たくさん興味が沸いてきちゃって…。当時はバイオテクノロジーがいいな、これしかない、といった感じで入つたんだけど、今は、研究室選びも含めて、何が一番自分はやりたいんだろうって、真面目に考えているところですね。将来については、とにかくものつくりがしたいなって思っています。つくるといっても新しい、創造するほうの創る。これはすごいぞってみんなを唸らせるようなもの。そういうのに関われたらいいなって思っているんです。難しいかもしれないけど、とにかく、なんかすごい、いいもの、いいもの創りたいなっていうのがありますね。自分のしたいこと、将来については、色々考え中です。研究室配属まであと1年ですね。その間にしっかりって思っています。
(2002年度インタビュー。学年は当時のものです。)

知識としての化学だけでは終わらない。
使える化学を学んで、鍛え上げられた人材に。